バリ四日目。
今日は何だかやる気がない。
昨日は早く寝たのになー。
やっぱり昼一本、夜一本ビールを飲んだのがいけなかったか。
そう、私マジメ・・というより、体力ギリギリだから、酒入っちゃうと、眠い、だるい、に拍車がかかっちゃって、全然朝起きられなくなって時間がもったいないので、なるべく飲まないようにしている。
それでも今年はマシになったなー。
もちろんサーフボードが小さく軽くなり、宿が近くなったせいもあるけど、サーフボードを小脇に抱えて歩いて帰ってきて・・が全く苦痛じゃない。
去年まではやばかった。
でも思えば楽してたな。
いつもビーチの倉庫にサーフボードを置かせてもらってたから、サーフィンしたくなったらそこから引っ張り出すだけ。
でも移動日だったりすると、まだ小脇に抱えるのが辛いサイズなので、頭に乗せて歩いて行き帰り・・・それがそれなりに結構しんどくて、疲れてると「もう無理!!」状態だった日も。
そのあたり自分の体力レベルを知って無理をしなくなっただけとも言えるけど、この一年の成長を感じる気がする。
疲れ切って海に入っていても危ないもんね。
さて今日はなんかやる気ないし、
予報をみたら5−7feetと書いてあり・・。
ちなみにカタビーチだと4−6feetの日はカレントがすごく強くて大きいイメージだったので、6feetからは大きいという認識。
・・でいたんだけど、クタのビーチボーイに今日の波は大きい?って聞いたら、フツーって言ってた。
まあそうなんだろうなあ、クタビーチだったらこの何倍も大きい時とかあるんだろうしなあ。
でもmagic seaweedでスウェルレーティングが星5つって、すごいなあ。
カタビーチだったら、星1個ついてたら、星ついてるよ、今日!って喜ぶレベルで、いつも星なしだもんなあ。
でも実は予報の、スウェルとサーフの違いがよくわかっていない私であった。。。
さて、しかも昨夜から今朝にかけて、リップカレントで漂流した体験談@2chを熟読してしまったことも、なんとなくサーフィンしたくない気持ちを後押ししていると思う。
多分ね、50件くらい読んだよ、流された体験。
みんな死を覚悟したほど肝を冷やし、決死の覚悟で浜にたどり着いて、しばらく体がガクガク震えるのが止まらなかったと・・・・リアルだ。
一番怖かったのは、テトラポットに吸い寄せられてるうちに、水中で頭がテトラに挟まってしまい、自力では抜けなくなったという話。
結局、波の力でまたスポーンと抜けて命からがら生還できたということ。。。
それからおそらく黒潮かなんかに乗ってしまって外洋まで15kmも流され、喉が潰れるまで叫んでなんとか通りがかった漁船に救出してもらったとか、ね・・・。
さてでも全然やらないのもなー。。
とかうだうだしてたら、宿を出るのが何と昼過ぎになってしまった。
本当は毎朝7時半の朝ご飯提供タイムと共に朝ごはんを食べて8時には海に行こうと思ってるのに、結局10時出勤。
ところが今日なんて13時半出勤だよ。
フル満潮は12時。
毎日30分くらいずつ、フル満潮の時間がずれているとはいえ、遅すぎる。
1時間、、、2時間やれたら御の字だなあ。
まあでもなんか今日疲れてて気が乗らないし、それくらいやるのがちょうどいいのかな・・・
なんてノリで行った。
行ってみたところ、やっぱり人が少ない。
何で今日は人少ないの?と聞いても、いやこれからよくなるよー、人出てくるよーって感じで確固たる答えはもらえないんだけど、、、なんか嫌な感じ。
だいたいショートボード抱えた人たちが、手前のスープの中を、ボードを小脇に抱えて歩いてるんだよね。
これどういうこと?もしかして沖に出るのが超しんどいってことじゃないの??
しかもやっぱり波でかくない?
ブレークするポイントが昨日よりも沖なので、大きさがいまいちよくわかんないけど、アウトが若干遠くない?
と、、なんとなーく嫌な感じがして、やる気が上がらないまま海に入る。
でも別に波はまだ悪くないんだよね。
炸裂ダンバーにはなってない。
でも全然アウトに出て行きたい気持ちにならない。
なんか怖い。
まあやる気まんまんの日なら、アウトに出れない・・ともいうべき感じの日なんだろうけど、私の今日の感じは何となく合間をぬえてしまい、たまにアウトに出れてしまうんだけど、正直出たくないよ・・という感じ。
今日はリップカレントの旗が立っているところは避けて入水したので、危険ではないんだろうけど、それでも遠くのアウトに出て行くのが怖い。
だってたまにどでかいセットがくるんだけど、どでかいセットってちょっと沖側で割れるでしょ?
それをクリアしようと、それよりアウトに出るということは、かなり沖に出るということだよ。
で、どでかいセット以外の波は割れないということは、もしカレントが強かったりしても、流してくれる波がなかなか来ないってことだよ。。
とか色々と考えてしまう。
だけどね、意外と波はよかった。
インサイドにも結構乗りやすい、いい波がくるので、それで結構練習できちゃった。
というわけで、波に乗った数は、昨日やおとといと比べて一番多かったかもしれない。
波が乗りやすかっただけかもしれないけど、少しこのショートボードでの乗り方を掴んだ気にもなった。
結構前に乗って、ノーズは下げちゃっても大丈夫だった。
むしろノーズが上がってるとスピードに乗れない感じ?
あとは助走をしておきながら、タイミング合わせて、波が来たら全力パドル・・・みたいな気持ちでいたんだけど、それだと私のバドルでは足りないみたいで、助走を休めずに波がくる直前に全力パドルだった。
たぶんタイミングが遅かった。
波が到達した瞬間はもう遅いんだった。
到達する直前にスピードマックスになってないとダメだった。
という感じだろうか。。
あとはパーリングを恐れずに、完全にスピードに乗るまでパドルをし続けることね。
今日はこれもあんまりできてなかったかなあ。
でも、ああやっとまともに乗れた、という乗り方が何回かできたので少しはマシになったのだろうか。。
でも全然波の上から乗れてない。
中腹でやっと立ったくらいで、波の下まで滑り降りてから何とか立つとか今日も多く、本当に超初心者からやり直しの気分。
したがって今日は横にも全然行ってないなあ。
まあインサイドで乗れるといっても、小波で崩れかかってるようなのに乗ってるせいもあるけど、やっぱり立つのが遅いからねえ、そりゃあ横には行けねえよって感じ。。。。
はああああ、明日こそはもっと鬼のようにパドルして横に行きたいなああ。
そして今日も結構ドルフィンをしたんだけど、こちらも深くは潜れてなくて、結構戻されたりしていて、あんまり綺麗に決まることはなく、進歩してなかった。
でもサーフボードを大きいサイズに交換にいくか?っていうと、やっぱり今日もそういう気持ちにはなってない。
明日も波はそれなりに大きいだろうし、このボードだからこそ目の前で波が炸裂されても絶望感を抱かなくて済んでるという意識があるんだろうなあ。
今日は乗ったのはたったの1時間だった。
1時間はそれなりに乗ったけど、なんかもういいやって気になって上がった。
ちなみに満潮後、2時間くらいすると、オデッセイサーフスクールとかの巨大サーフスクールのレッスンが始まるんだよねえ。
ここ連日そうです。
ちなみに写真はその様子です。
なぜ彼らは干潮にレッスンをするのだろう。
スープでのレッスンの場合はむしろ手前でダンパー炸裂してくれると、それがパワーがあってボードを押してくれるので都合がいいのかもしれないなあ。
というわけで、私が海から上がるようなタイミングになってくると、スープにはうじゃうじゃとスクール生がいるのですが、去年ほど脅威に感じないのは、やっぱりショートボードだからだなあ。
コントロールもきくし、そんなに走らないので、私の意思とは無関係にスープにまっしぐらっていうのがないからだろう。
スープエリアに突入する前に横に行くので意外と住み分けできてる。
さあ今日はたっぷり休んで、明日は朝からがんばろー。
今日は私が出て行った時には、ちょっとうまいキッズがいたくらいで、うまい人も出てなかったし、、、っていうか、最初はいたかもだけどすぐに引っ込んでいったし、波がいい時間帯は逃したんだろうなー。
仕方ない。
及び腰でやる気が出ない時は、あまりよくない。
入ってみたら意外と波いいじゃん、と頭では感じたけど、やる気がリカバーするかといえばそうでもなく、、なんかやだ、なんか怖い、今日の海・・・という気持ちが持続した。
波は別に怖い波じゃない。。。
でもなんかアウトが遠くて人が少ないのが怖い・・・そう感じた。
ちなみに1時間で上がって、この後もまだ場所を変えればできるのかな・・と海を観察してたけど、んー・・・微妙・・・・な感じだった。
ギロチンダンパーにはなりきらず、速く崩れていく場所もあるにはあるんだけど、4本に1本という感じで、あとの3本はその場所にもギロチンが襲うため、上手い人なら波を適切に選んで乗れるかもしれないけど、私のような波の選別眼がない下手くそが行けば、結局ギロチンダンパーの餌食になって体力を消耗し、下手すれば怪我をしそうな感じだったので、、やめておいた。
まあ今私は馴れないボードでテイクオフもままならないレベルに逆戻りしているので、どうせまっすぐしか行けないし、テイクオフの練習だけだったらダンパーだっていいじゃねえか!という気もちらっと頭をかすめたけどねw
ちなみにリップカレントの旗がたってないアウトで、波が来てないけど、インサイドに向かってパドルしているロングボードがおり、、、でもパドルしてる割には位置が変わってない、というのを目撃した。
やっぱり波が大きい時は、沖に向かってカレントが流れているのかもしれない、と思う。